餓鬼とは、欲に支配され貪（むさぼ）りの状態、時間に追われたり物の不足を常に感じて満足を知らない生命になることである。

　

峯　「これなんかあれじゃないのホリエモンなんか餓鬼じゅあないの」

吉男「餓鬼？　具体的に言って餓鬼かい。まあもともといえば餓鬼だよね。」

峯　「金、金、金でしょ。変な言い方をすれば、人間なんか３億円持っていればまあ将来楽に暮らせるね。」「何十億円あっても、まだ先、まだ先、みたいな感じでさ。ああいう状態でして、周りが見えてないしょ。」「自分が悪いことをやっているのではないかと、自分さえ良ければいいんだ。儲けるんだ。」

吉男「金儲けだ。」

峯　「金儲け、昔の日本人もそうだけど成金、下品なイメージだけど。」「日本人も常識的な判断を持っているんだ」

吉男「トピックス的に出てきたけども、日常生活の中で餓鬼といわれることってどんなこと？」

峯　「餓鬼？」

吉男「餓鬼界は仏界の中では、生活の状態の中での一部なんでしょ。六道の間をぐるぐる回っているわけだから私も峯も餓鬼っていう時ってあるんでしょ。」

峯　「うん、うんある」

吉男「たとえばどんな時だろ、タバコを吸っているときなんかも餓鬼」

峯　「タバコ吸いたいっていうときも餓鬼だね。」

吉男「無性に餓鬼。むさぼり食うわけね」

峯　「もうそれしかない。他人がなんと言おうと関係ない。」

峯　「そんな感じだよなー。ただ十界五分という考え方もあるから、たとえば仏界や菩薩界の餓鬼となると、この人をどうしても救いたいんだとなると、ただ、餓鬼っていうけども、まあ地獄はどうもならんけれどもね。餓鬼っていうけども根本の生命状態、たとえば、その人をたすけたいんだ本当にもうどうしても助けたいんだ、母親なんかそうなるのかもしれないけれども、そういうような気持ち。餓鬼だ、良い方の餓鬼だ。」

吉男「まあ、この仏界の中に良し悪しが出てこないからどっちとってもいいわけだね。

話とすれば、良い餓鬼もあれば、悪い餓鬼もある。」

峯　「そう」

吉男「たとえば、良い地獄とか悪い地獄とかいうのもあるのかな？」

峯　「あえて言えば仏界の地獄となれば、たとえば今回韓国の人が殺されてね」

吉男「ああ、あの拉致された神父。」

峯　「とにかくそう言う助けに行った人間がなんの罪もない人間が殺されるとね。そういうことに対して落ち込むというのはあるかもしれないね。」