修羅とは、心が曲がっているため素直に物事を考え事ができず、正しいことをいわれてもすくカッとなり腹立ちの状態にみちみちている時をいう。

　

吉男「これはよく漫画の本とかにでてくるよね」

峯　「おう、カッとなる時」

吉男「感情的になるんだね」

峯　「禅宗に多いの」

吉男「うーん」

峯　「自分のことを指摘されて当たっているとカッとくることがある」

吉男「うんうんうんうん」

峯　「ムカッ、すなおに考えられなくなる状態」

吉男「酔っぱらいにも多いよね」

峯　「うーん」

吉男「酒を飲み過ぎて、ちょっとした事で感情的になる」

峯　「なにかしてきて、うんと考えるのではなくてすぐ頭にきてケンカするって」

吉男「阿修羅っていうよね」

峯　「いわば戦う、暴力に訴える生命状態。戦争なんかはそうだろうね」

吉男「あーそっか、阿修羅の状態ね」

峯　「やっている人は阿修羅の状態でやっているのだけれどもね」

吉男「阿修羅の時もあるけれども、ゆっくりやすめる時もある？」

峯　「実際問題、地獄の中の修羅だろうな」

吉男「地獄の中の修羅ね」

峯　「戦場ってさ、いつ殺されるか分からない状態って地獄じゃない」

吉男「うん」

峯　「地獄そのものでしょ」

吉男「実際にその場面は地獄。その中に修羅がいるわけでしょ」

峯　「地獄の中で、まあ、なにもない時は地獄そのものだけれど、いつ殺されるか分からない状態は地獄だけれど。いざ、戦わなければならないときには」

吉男「阿修羅のごとくか」

峯　「そう言うかたちで戦う、ほとんどの場合は、変な話だけれど兵隊さんを訓練するとき殺されたくなければ殺せ。」

吉男「そりゃそうだ」