畜生とは、目先のことばかりにとらわれて根本を忘れるおろかな状態、又強い者を恐れ弱い者を蔑（あなど）る犬猫同様の生命支配される事である。

　

　

吉男「具体的に説明するのは難しいと思うのですが、峯先生に解説をしていただきたいと思います」

峯　「これってよくあるんじゃないの、たとえば政治家なんか多いんじゃないの。」

吉男「政治家？　目先のことばかりにとらわれて根本を忘れるおろかな状態、又強い者を恐れ弱い者を蔑（あなど）る」

峯　「それもそうなんだけれども、ようは、代議士なんかも偉い先生の前では、ヘコヘコしてね。そうじゃない代議士の前では、もしくは選挙民の所では偉そうなそぶりを見せて、先生だから口も聞いてくれない。バカにしたいようなさ。ようは、強い者には従うみたいな。」「結構日常でもあるんじゃない。会社でも。」

吉男「目先のことばかりにとらわれて根本を忘れるおろかな状態、これはしょっちゅうあるよね」